寄付する人・ボランティアする人・どちらもしない人
日本ファンドレイジング協会は、日本人の善意の資金の流れを明らかにする『寄付白書 Giving Japan』を発行しています。(引用元:http://jfra.jp/research)
「日本人の何割の人がNPOなどに寄付をしているのか」
「ボランティアに参加する人の割合は年代によってどう違うのか」
「寄付する理由で一番多いのはどんな理由か」
その答えが「寄付白書」には書いてあります。
寄付白書は隔年で発行されていて、私が持っているのは2015年版。
それによれば、寄付をした人は全体の43.6%。ボランティア活動に参加した人は全体の31.3%です。この割合は年齢が上がるにつれて高くなります。
そして寄付もボランティアもしない人は47.8%。
つまり、日本人の半数以上の人が1年間にボランティアか寄付またはその両方をしているという事になります。
私が初めてNPOでボランティアに参加したのは15年以上前で、その頃は寄付やボランティア活動はお金持ちかお年寄りなど時間に余裕がある人がやるもの、というイメージが少なからずあったような気がしますが、今ではだいぶ変わってきたのですね。
寄付白書は隔年発行なので、次は2017年版。まだ発行されていないのですが、どうやら2017年版には新たに行動経済学の側面から「なぜ人は寄付をするのか」という疑問に対する記事が載っているそうです。
今から発行が楽しみです。