ファンドレイザーのお仕事

ファンドレイジングについての知識と感情とあれこれ。

ファンドレイザーになることを母になった経験から考える

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認定ファンドレイザーの合否はまだですが、先日スクール同期のメンバーと話してた時の話題を振り返ります。

 

資格とは一人前の証なのか

認定ファンドレイザーの資格は、ペーパーテストだけじゃなくて、スピーチやレポート、グループディスカッションの様子(コミュニケーションスキル)なども審査対象だし、有償実務経験3年以上というハードルもある。なので合格すれば、ある程度の知識がある人という事になる。

 

でも、それが優秀なファンドレイザーの証というわけではないのも事実。ゴールド免許だからといって優秀なドライバーとは限らないのと一緒。免許や資格を取得してからが本番。たくさん実践して、難しい局面を乗り越えることで、実力をつけていき、レベルアップしていくことが大切。ファンドレイザーの場合は資格がなくても優秀な人はたくさんいると思うし。

 

資格ではなく経験が一人前にしてくれる

18年前に双子を出産した時、私はまだ20代前半だった。

とても一人前の母親ではなかったし、母親になる資格が備わっていたかもわからない。

それでも母になった私は、毎日必死に子育てをした。もちろん夫も。本や周囲の人の助けもたくさん借りながら、自分たちでも試行錯誤しながらの毎日。

そしていつの間にか子どもたちは大きくなり、私も多少の事では動じない(立派かどうかはわからないけれど)一人前の母親になった。

 

ファンドレイザーはそれと同じとは言えないけれど、「自分なんて経験が浅いから」とか「自分はまだファンドレイザーを名乗るほどの経験が無いから」とか言ってると、いつまでたっても一人前にはなれないんじゃないかな。

 

まずは名乗る事から

母親としてのスキルが身についたら母になるわけじゃなくて、母となり子どもを育ててるうちに母親としてのスキルが身につく。同じように、ファンドレイザーとして一人前になるためには、自信がなくても経験が足りなくても、まずは自分をファンドレイザーと名乗り、ファンドレイジングに取り組むことがスタートラインなんだと思う。

というわけで、私は今日から(合否もわかってないのに)ファンドレイザーを名乗ります(笑)そして早く中身が追いつくように頑張ります!