人はなぜ寄付をするのか
寄付白書2017が発行されました。
今回は最先端の寄付研究として、行動経済学の知見からみた寄付についての解説が載っています。題して「人はなぜ寄付をするのか」。
これまで行動経済学の本は数冊読んだことがあるのですが、ほとんどが広告宣伝や依存、プロパガンダなどをテーマにしたものでしたので、寄付について解説したものとしては貴重だと思います。
寄付白書ではほかにも日本の属性ごとの寄付やボランティアに関する統計データも詳しく載っています。とても読み応えがあるので、私は年末年始にじっくり読み込みたいと思います。
面白そうなページの見出しを少しだけリストアップすると
- 「人は利他的だから寄付する」は本当か?(60p)
- 不平等を嫌う人は寄付しやすい?(72p)
- 「寄付をすれば幸福になる」は本当か?(86p)
- 日米英韓の寄付制度比較(96p)
読み終わったら、ネタバレにならない程度にブログに書いていければと思います。